四十肩で約1年半ほど肩を動かすと痛いという方がいます。
四十肩は周期があり、なりたての時は炎症期といって痛みがズキズキでるときのことをいいます。
この時は安静が一番です。
施術を行うとしたら炎症が起きている周りの硬くなっている筋肉をほぐしていきます。
その次に拘縮期といって肩まわりの動きが硬くなる時期がきます。
この動きが硬くなる時期は動かすと痛みがあるが、以前ほど痛みはないといった症状が多いです。
この時期は運動を肩関節にさせたり、腕を動かしながらストレッチをかけたりしていきます。
次に回復期といって症状が回復してくる時期があります。
以前四十肩できていた方で、半年ぶりぐらいにきました。
時期的にはすでに回復期に入っているころですが、本人に自覚症状を聞くとまだ痛い。と言っています。
関節の動きを検査すると、以前に比べてはるかに動きがよくなっています。
本人は痛がっていますが、炎症による痛みではなく、これは拘縮期の時の硬さが残っていて、ただ関節が硬くて動いていないといった症状でした。
なので、肩関節の骨格・筋肉調整を行い、2週間後に再度きてもらったときには、動きがほぼ正常にまで戻っていました。
四十肩はこの周期に合わせて施術をしていくことが改善へとつながります。