呼吸が関係する症状として、ある日突然訪れる背中の激しい痛み「ギックリ背中」があります。
ギックリ腰や首で起こる寝違いなら分かるけれど「背中?」と不安になったことはありませんか?
ストレスが溜まりやすい昨今の環境下、日々の忙しい生活スタイル、季節の変わり目等に起きやすいか?とお見受けします。
一般的にはギックリ腰の方が知名度が高いかもしれませんが、どちらも突然現れるである事は共通していて、痛むエリアが異なり、ギックリ背中は胸の真裏あたりの背部に起きて、痛みが発生ます。
ギックリ背中は呼び名であり、正式には「筋・筋膜性疼痛症候群(きん・きんまくせいとうつうしょうこうぐん)」と呼ばれるものです。
背中の筋肉や筋膜(筋肉の周りを覆っている膜)が、過度なストレスや筋肉の緊張で軽い肉離れの様な状態になってしまう症状です。
痛みのメカニズムとしては、背中の筋肉や筋膜が刺激を受けて傷つくことで炎症が起こり、動作や呼吸で胸部が動くと症状が現れます。
痛みが発生してから治まるまで平均すると5日から2週間かかるといわれ、発症してから、2日程度は炎症が強いため安静か良いとされています。
ギックリ背中を誘引する切欠は様々ですが、その原因をしっかり理解した上で対処する事が大切と考えます。
また、発症した部位の痛み如何や程度はある程度あると思いますが関連した部位や連動する部位をほぐして整えるだけでも痛みの質や強さの緩和は図ること出来ると考えます。
予防を踏まえてSメンテナンスの「整体」はおススメしたいです。