肩が凝るという人は少なくないです。
確かに、気温が下がると首をすくめて縮こまるような姿勢になりがちにもなります。
また、冬場は血流も悪くなるので肩こりになりやすい傾向もあると考えられます。
そもそも「肩こり」という言葉が曖昧なため、肩こりの方に「何処が凝っていますか?」と聞くと大抵は首の付根やその周辺を擦ります。
もちろん、腕と連結している肩関節あたりが痛んでいる事もあるのですが、多くは首やその周辺が凝っている状態の様にお見受けします。
メカニズムとしては首が前傾してしまういわゆるストレートネックが関係していて、頭蓋骨はとても重いので首が前傾しているとうまく支えられず、首の付け根やその周辺の筋肉に負荷が掛り、その過度な緊張状態が肩こりの主な原因の一つのなります。
また、首が前傾すると自ずと肩が内側に入り込んでくる巻き肩にもなりやすくなります。
身体や部位は連動、連結しているので特定な場所に痛みを感じていてもその痛みの元となる震源は大体、意に反する場所だったりします。
そういった所にアプローチしないといつまでも痛みを感じる状態。
そこにアプローチが必須です。
元を絶たなければ改善は見込めませんから