今回の内容は「呼吸と整体… その6」で記載した内容に引き続き、その睡眠時の寝姿勢に関して
就寝時は「仰向け」or「横向き」どの体制、寝姿勢がいいのでしょうか?
就寝中は仰向けの姿勢が楽に感じる人もいれば、横向きの方が眠りやすいという人もいると思います。
では、どのような姿勢で寝るのが望ましいのか?そして、寝返りにはどのような役割があるのか?
答えは、自分が寝やすい姿勢でOK!
そもそも睡眠中は一晩に20~30回寝返りを打つのが普通で、姿勢を維持するのは不可能です。
寝返りを打つ度に体勢、姿勢は変わります。
寝勢には一長一短があるため、自分が一番心地よい姿勢で寝るのがよいと考えられます。
睡眠環境を整えて、寝返りしやすい睡眠環境体勢をつくることが重要なのです。
それぞれの寝姿勢の一長一短については、仰向けは体圧が分散されて負担が少ない一方、いびきをかきやすい体勢で、横向きで寝ると呼吸がしやすく、いびきをかきにくいものの、同じ方向ばかりで寝ていると、身体の歪(ゆが)み、捻(ねじ)れや痛みに繋がる恐れがあると考えられます。
うつぶせ寝はリラックスしやすくいびきをかきにくいものの、顔面が左右どちらかを向くので背骨や首が捻(ね)じれた状態になり、首や腰の痛みに繫がりやすいと考えられます。
寝返りには「睡眠中に身体の一部に負担が掛からない様にする」「睡眠中に体温調節をする」という重要な役割があります。
寝姿勢よりも寝具が合っていない事、身体の痛み等でスムーズに寝返りを打てない事の方が問題と考えます。
睡眠の質とは、睡眠中の呼吸はもちろん寝姿勢、寝具等の環境も含めて何でも、何処でもとはいかない様です。
貴方に見合う寝具を含めた環境下で、身体的にも深く呼吸の出来る様、背中の柔軟性を保持して質の高い睡眠を得たいですね。
そのために身体の柔軟性を維持すべく「整体」も良いかと考えます。