以前も「呼吸と整体」、「ダイエット」に関した内容の記載においても記載していますが、今回も付随した内容として…
精神的に緊張や不安が続くと、横隔膜や腹部の筋肉が強張り、息は胸の上だけで止まってしまう。
結果として便秘やお腹の張り、食欲の減少が起こる!
それが小さなサインかもしれません。
年齢と共に消化酵素も減り、胃腸の動きは緩やかになります。
また、浅い呼吸が続くと腹部は更に硬くなり、血流も弱まり、そして深呼吸がしづらくなります。
そんな時に自身の手の掌をお腹に当ててゆっくり吐いてみる。
フーっと息が抜ける度、横隔膜が柔らかく動き出します。
そして、やわらかく、動くようになった横隔膜は、呼吸と共に内臓までマッサージをしてくれます。
すると滞った内臓の動きは目覚めて動き、肺の入り口までしか届かなかった息も 奥まで空気が届くのを感じられる様になります。
お腹の内側がほぐれると、自然に呼吸が深まり、全身が暖かくなってきます。
「もっと吸おう!」と頑張るのではなく、「まず吐いてみよう!」とやさしく委ねてみましょう。
吐かなければ容量に空きがないので吸えません。
なので、先ずは吐くこと!
それがズバリ、これポイントです!
お腹を柔らかくするのは「呼吸」ですが、その呼吸も背中や肩甲骨周りに付着する諸々の筋肉が作用しています。
そこを使える様に整えるのが「整体」!
お腹と背中は表と裏の関係、また生理的な機能のカギの「呼吸」。
相互の器官の関係や機能と人の身体の生理的な面が密接に絡んで成り立っています。
