梅雨入りもして、暑い日が続くこの時期、熱中症対策で水分補給が欠かせませんが、その飲み方にも注意が必要です。
糖分の入った清涼飲料水を大量に飲む事で「ペットボトル症候群」になる恐れがあり、この先も25度以上の暑い日が続く予想で、飲み残しを放置していると細菌が増殖する可能性もあります。
なので、どんな飲み物をどれくらい飲むのか重要に。
注意するのが、糖質の量。
麦茶、緑茶、無糖のコーヒーはもちろん0。
スポーツドリンクはスティックシュガー9本分、カフェオレは14本分、オレンジジュースは17本分、コーラは19本分。
ただ、それよりもさらに多い、22本分の糖質が入っている飲み物が、ヨーグルト飲料。
ちなみにエナジードリンクはコーラと同じ位の19本分程の換算。
ただ、適度な糖分や塩分は熱中症対策にも必要となるので取り込み過ぎに注意が必要なんで、もう1つ気を付けたい点が「飲み残し」。
一気に飲みきれないという時があると思いますが一度口をつけた後、細菌がどれくらい増えるのか?
各種ペットボトル飲料で口をつけて飲んだ後、30℃に保った環境に48時間放置すると
ミルクコーヒーは細菌の数が48時間後に30万倍以上にまで増え、また、麦茶も細菌は10倍以上に増殖するとの事。
これらにも注意しつつ摂取していきたいです。
また、脱水気味でも筋肉に疲れを溜める、また、筋肉の繊維が硬くなる傾向は見受けられ、疲れを残し兼ねますから疲労の観点で見ても適宜、水分補給は励行しましょう。
これからも暑い日が続きますが、甘い飲み物の飲み過ぎや飲み残しの扱いには十分注意しつつ摂取しましょう。