最近整体の施術中に、お客様から正しい座り方は何かと聞かれることが多くなっています。
特に腰痛になりやすかったり、足のむくみ・だるさが辛い方から聞かれます。
ご家庭の環境によって、椅子に座ることが多いのか、ソファに座ることが多いのか、それとも床に座るのか様々なので、それによって座り方は変わってきますが、気を付けるべきポイントについてお伝えしたいと思います。
体に負担のかかりにくい、体に歪みの出にくい座り方は3つあります。
それは、椅子に座る通常の座り方・正座・あぐらです。
それぞれメリットデメリットありますが、共通する気を付けるべきポイントがあります。
①骨盤を立たせる
どの座り方でも、腰痛や肩こりなど、体につらさがある人は、骨盤が後傾している=腰が丸まっていることが多いです。
骨盤が後傾することによって、上半身の重さが腰の付け根に集中して腰痛が出やすくなりますし、背中も丸くなるので肩こりも出やすくなります。
なので、座っている時は骨盤を立たせる意識、あぐらであれば座禅を組みようなイメージで座った方が良いです。
②前かがみにならない
骨盤を立たせていたとしても、前かがみのような、前側に重心がかかっていると、支えるために常に背中側の筋肉を使い、肩も内旋=内巻きになります。
そのせいで肩コリや首の痛みにつながるのはもちろんのこと、背中の痛みやコリ、腰痛も引き起こします。
上から吊られるようなイメージで背中を伸ばし、横から見たときに頭・肩・腰骨のあたりがまっすぐになると良いです。
この2つを意識するだけでも、姿勢が変わってきて、辛さが出にくくなりますので意識してみて下さい。
正しい姿勢の方が辛い、足を組まないといられないなどがある場合は、骨格の歪みが強い場合もありますので、整体に来ていただければと思います。