多くの人が「年に1回ぎっくり腰を経験する」という悩みを抱えています。また、年に数回しか痛みが出ないと感じている方々とお話をすると、意外にも痛みを感じにくい、自覚症状がほとんどない方が多いことに気づかされます。
腰痛が出ても「許容できる範囲」と自分に言い聞かせていると、実際には痛みを感じないため、炎症や損傷が進行してから初めて体の異変に気づくという危険な状態です。このような状態を放置することは非常に危険です。
同様に、肩こりも見逃せません。肩こりを自覚していない方でも、押されると痛みを感じることがよくあります。肩こりを放置すると、緊張型頭痛や腕の痺れ、さらにはめまいや耳鳴りなど、様々な症状が現れることがあります。結果的に、四十肩に進行し、強い肩の痛みを感じることになるケースも少なくありません。
痛みが出る前に、しっかりと予防に取り組むことが重要です。定期的なストレッチや運動、姿勢の見直し、そして整体などのケアを行い、身体の不調を未然に防ぎましょう。