意識して姿勢を良くしていると、筋肉に力が入り、長時間意識するには限界があります。
力が入ることで筋肉疲労も出やすいため、無意識でもよい姿勢をキープできるようになるのがベストです。
無意識で背すじがシャキッとなるためには、骨格の調整も必要ですが、
姿勢を維持する筋肉を、筋力トレーニングによって刺激させるだけで姿勢が良くなります。
良い姿勢を自然にとれるようになるためには、腕立て伏せ+プランクの筋力トレーニングをお勧めします。
腕立て伏せ(腕の幅広め)をすることで大胸筋(胸の筋肉)に刺激がいきます。
肩甲骨の位置が中心によることで、内側に入っている方が外側に開きやすくなります。
次にプランクをすることで、体幹の筋肉に刺激がいきます。
そうすると、背筋を伸ばしたときに、お腹に力が自然と入りやすくなります。
筋肉をつけるには時間がかかりますが、筋肉を刺激するのはすぐできることです。
腕立て伏せは女性だとできない方がいると思いますので、膝立て伏せでも構いません。
人それぞれ回数は異なりますが、10回をゆっくりしたペースで2セットまずは行ってみましょう。
肘を曲げれば曲げるほど肩甲骨が中心によりますので、できるだけ肘は曲げて行ってみて下さい。
プランクはまずは30秒を2セット行いましょう。
ポーズを取った後、お腹をへっこませるように意識して体勢をキープしましょう。
物足りない場合、負荷が強い場合は回数を減らすなどして調整してみて下さい。