寒い季節になると、手足の指先が冷える、いわゆる末端冷え症の症状が出てきます。末端冷え症は、手足の先だけが冷たく感じる症状で、体温自体は測っても低くはないとされています。
末端冷え症の原因は色々ありますが、自律神経の乱れが多いとされています。
自律神経は、人間の体が正常な状態を保つために体温などを調節し、命令をする神経です。ストレスによって交感神経が過剰に優位な状態になると、血管が収縮して血行が悪くなり、血液(熱)が体の末端まで届きにくくなります。その結果、手や足先が冷えやすくなるというわけです。
手足の冷えが強い場合には、ピリつきやかゆみ、痛みにまで発展することもあります。また、すぐに眠れないことも末端冷え性の隠れたつらさの一つです。
末端冷え症の改善には、以下のような方法があります。
身体を動かすことも大事で、運動まではいかなくても、手足の指を動かすことで、先の方まで血液が生きやすくなります。
末端冷え症の症状が強すぎる場合は、医師の診断を受けることも必要ですが、まずはセルフケアを試してみるのも良いと思います。