３つの座り方パターンと体に与える影響について

公開日:2023/02/22
最終更新日:2024/03/02

普段からとる座り方はいくつかパターンがあります。

良く取る座り方によって、体への影響が変わってきます。

今回は代表的な３つの座り方パターンによる影響を紹介します。

 

①あぐら

股関節が外側に開く動きなので、あぐらばかりかいていると、ガニ股になります。

あぐらは骨盤が後傾するため、猫背を誘発しやすいです。

臀部回りのストレッチというメリットもあります。

②横座り

膝が片方だけ内にねじれることで、片側の足だけ内股になります。

同じ方向ばかりすると股関節と膝関節の柔軟性に左右差が生まれ、片側の横座りはできるけどもう片方は苦手ということになっていきます。

ガニ股の人は横座りをすることで、柔軟性が改善していくメリットもあります。

③正座

モモの前のストレッチにもなり、骨盤が前傾しやすく、姿勢が伸びやすいです。

ただし、膝が曲がっている=モモ裏の筋肉が縮こまっているということになりますので、

正座ばかりしているとモモ裏が硬くなります。

モモ裏が硬い=膝が伸びにくくなるということなので、結果的に姿勢が悪くなる原因の一つにもなります。

 

子供の頃①～③の姿勢のどれが一番とっている姿勢だったでしょうか。

大人になって、子供の頃に多くとっていた姿勢が影響し、現在も柔軟性が低下しているかと思います。

 

モモの前が硬ければ正座をする。

裏が硬ければ長座をする。

ガニ股なら横座りをする。

内股ならあぐらをかく。

など、体の歪みに合わせてその姿勢をとるだけでストレッチになります。

そして歪みも改善していきます。

津田沼整体室に来られるお客様は、モモの前が硬い人が多く、よく正座をおススメします。

ご自身の歪みに合わせて座り姿勢を意識してみてください。