運動不足が気になって、ランニングなど運動を始めた結果、膝が痛くなってしまう方がいます。
病院に行ってレントゲンを撮っても骨に異常はなく、痛み止めや湿布をだされるというケースが多いですが、膝の痛みの原因は膝ではなく、ももやスネ、ふくらはぎなどの周りの筋肉が原因のことが多いです。
運動不足の人の多くが座っている時間が長く、足の筋肉が硬いです。その状態で運動するため、筋肉への負担が大きくなり、関節部分である膝に痛みが生じます。
膝の部分は筋肉も薄いため、膝付近のほぐしたりするよりも、ももやふくらはぎなど大きな筋肉の部分をほぐしたり、入念なストレッチを運動前と運動後に行うことで痛みが出にくくなります。また、運動不足の人が急に張り切って運動してしまうと痛みが出てしまうことが多いので、始めは無理をしない範囲で始め、体が動くようになってから強度を上げていくと良いです。